レースで100ccオーバーのマシンの力強い加速と音に魅了され、遂にロングストローク化に踏み切りました。
武川スーパーヘッドキットが発売され後だったので、ヘッドとシリンダー等は純正100用で買ってもそれ程変わらないので、当然それで組み込むことにしました。
今回はクランクケースを割る作業があるので、一緒にいじることが出来るミッションもApeよりクロスレシオにできるドリーム50の1速2速を組み込みました。
クランクシャフトはApe100用を軽量加工(遠心フィルターの蓋を捨て外周コンロッドの大端部ギリギリまで落としてバランサーの無い部分は斜めカットのオムスビ加工、コンロッド大端部へのオイル供給は新たにオイルラインを確保)しベアリングは内径22mmの外径52mm厚さ15mmのものに変更しました。
100用タイミングスプロケットの厚さが1mm薄い分は1mmのスペーサーを間に入れてあります。
遠心フィルターを外した分の厚さも、遠心フィルターその物を切り取ったものをスペーサーにして厚みを合わせてあります。
クランクケースはシリンダーのスリーブが軽く入るまでリューターで広げました。これは結構骨が折れるので内燃機屋さんにお願いしたほうが安心かもしれません。
カムシャフトはKITACOカムを使用。リフト量はSPH付属のカムより少しEX側で0.6mmの違い、しかし重量が55gも違う、レスポンス重視でKITACOカムもいいかな?と思ってチョイスしました。
出来上がり〜。PWKもばっちりのマッチングでした。